【飲食店オーナー向け】 飲食店が「サブスク」を導入する3つのメリット

飲食業界にも広がるサブスクリプション(定額課金サービス)。今回は、飲食店が「サブスク」を導入する3つのメリットについてご紹介します。

そもそもサブスクとは?

サブスクリプション(サブスク)とは、利用期間に対して料金を支払うビジネスモデルで、定額課金サービスを意味します。

代表的なサービスとしては、音楽や映画の定額制サービス。月額料金を支払うことで音楽が聴き放題となったり、映画が見放題になったりします。皆さんも一度は利用されたことがあるのではないでしょうか。

最近では、洋服の借り放題や車のサブスクなど、そして、飲食業界にもサブスクビジネスが広まってきています。

飲食店におけるサブスクでは例えば、月額3000円でコーヒーが飲み放題なるサブスク、月額500円で来店ごとにギョウザ1皿が無料になるサブスク、など各飲食店の特徴を生かしたサービスが続々と登場しています。

なぜ、いまサブスクを導入している飲食店が増えているのか。今回は、飲食店が「サブスク」を導入するメリットについてご紹介していきます。

飲食店がサブスクを導入するメリット

飲食店が「サブスク」を導入するメリットは主に3つあります。

  1. 安定した収入で事業リスクを低減できる
  2. 来店頻度の向上により売上アップ
  3. サブスクを通じて顧客と連絡が取れる

ひとつずつ詳しくご紹介いたします。

1. 安定した収入で事業リスクを低減できる

飲食店における従来の販売モデルとサブスクモデルを比較してみましょう。

従来の販売モデルでは、顧客との関係はその都度。リピート(再来店)して貰う場合も、あくまでも再度選択してもらう関係でした。

一方で、サブスクモデルの場合、継続課金により関係は継続、リピートしてもらうことが前提となります。

なので、サブスクモデルでは、サブスク利用者数から翌月の収益(今月のサブスク利用者数×サブスク価格)を見込むことができます。収益の50%をサブスクで得ている飲食店であれば、常に50%の収益が約束された状態で翌月を迎えることができるのです。

従来の飲食店は、新しい競合店の出現や曜日、天候といった外的要因によって売上が左右されやすいビジネスモデルでした。サブスクを導入することで、こういった外的要因の影響を受けず、安定した収入で事業リスクを低減することができます。

2. 来店頻度の向上により売上アップ

上記は、サブスクを導入した飲食店での月間平均来店回数の実績となります。あるバル業態の飲食店では、月額定額で1日1杯ビール無料のサブスクを実施したところ、サブスク利用者の月間平均来店回数が月間7.8回という驚異的な結果に。その他、専門居酒屋や総合居酒屋でも、サブスク導入後に来店数が急増した実績があります。

お客様はお店のサブスクに登録すると、「お得に利用したい」という気持ちから高い頻度で来店するようになります。

また、サブスクを利用するお客様の客単価は通常のお客様とほとんど変わらずにむしろ上がるケースも。「ついで買い」や「ランチor夜来店」などアップセル&クロスセルでさらに売上拡大につながることが実績から分かってきています。

サブスク利用者の高い来店頻度×アップセル&クロスセルが、確実にお店の売上アップに繋がります。

3. サブスクを通じて顧客と連絡が取れる

飲食店がサブスクを導入するメリットの3つ目が、顧客と連絡が取れることです。

飲食店は、スタンプカードやポイントカードなどを作らないと顧客のデータを取得することが難しいビジネスです。10年以上通ってくれている常連さんでも、連絡先はおろか実は本名も知らないことがあるのではないでしょうか。

サブスクでは、オンラインを通じて会員登録および継続課金決済を行ってもらうことから、顧客の「名前」や「連絡先」といった情報を自動的に取得することができます。

サブスクで得た顧客情報を活用してサブスク利用者にお知らせ配信。新しいメニューやキャンペーン情報、サブスク利用者限定のイベント情報などを配信することで、さらなる来店頻度の向上、お客様の満足度の向上につなげることができます。

サブスクに取り組むことで、お店のファンともいえるサブスク利用者と常に連絡を取れる状態を作ることができます。

まとめ

今回は、飲食店が「サブスク」を導入するメリットを3つご紹介いたしました。

  1. 安定した収入で事業リスクを低減できる
  2. 来店頻度の向上により売上アップ
  3. サブスクを通じて顧客と連絡が取れる

飲食店にとってサブスクとは、従来のビジネスモデルから脱却し、事業リスクを低減できるという点で革新的、さらには、リピート客(常連客)を作る&育てるという点では飲食店と相性が良いビジネスモデルです。

あなたのお店でサブスクを導入する際には、上記のメリットをフルに活用できているかどうか是非参考にしてみてください。

飲食店のマーケティング支援を行う「favy」では、サブスク機能の提供から運用サポートを行っております。

この記事を読んでいただきありがとうございます。飲食店のマーケティング支援を行う「favy」では、サブスク機能の提供から運用サポートを行っております。あなたのお店でもサブスクを導入してみたい、気になるという方は弊社までご相談ください。下記ページより受け付けております。

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