「CRAFT BEER PASSPORT」会員の来店頻度は月10回!南浦和『TommommiC』

月額2,800円(税込)で1日1杯タップ・マルシェのクラフトビールが飲めるサブスクリプションサービス 『CRAFT BEER PASSPORT Supported by Tap Marché(以下、「CRAFT BEER PASSPORT」)』。
この「CRAFT BEER PASSPORT」加盟店である南浦和『Music Bar TommommiC(ミュージック・バー・トモミック)』の徳久様に、導入のきっかけや導入後の変化をお伺いしました。

――「CRAFT BEER PASSPORT」に参加したきっかけを教えて下さい

私自身クラフトビールがもともと好きで、平日1日1杯タップ・マルシェのクラフトビールが無料になるサブスクなら、ビールを詳しくないお客様にも気軽に色々な種類のビールを飲んでいただくきっかけになるかと思い導入しました。
最近だとコロナの影響で深酒せずに近場で軽く1杯飲んで帰る方が増えたので、住宅街にある当店はサブスクと相性が良さそうというのも理由の一つでした。

――クラフトビールパスポート会員と非会員と比べて、来店頻度に変化は感じますか?

現在、お客様一人あたりの利用回数は月間約10回です。
サブスク会員になっていただいたお客様には「平日は出来れば毎日1杯でも良いから顔出して行ってね」と伝えています。
今はキリンビールさんのサブスク導入謝礼で、サブスクの月額会員費のキャッシュバック額が多くなったりするキャンペーンがあるので、それを最大限活用したいと思っています。
なのでお客様にも「まずはお試しで1ヶ月やって見ませんか?」とお声かけしますし、入会いただいた後も出来るだけ多く来店していただけるようにコミュニケーションをとっています。

――他店舗と比べても会員数、利用回数ともに多いのですが、成功の秘訣は何ですか?

もともと常連様が多いバー業態なので、サブスク会員もそうでない方もコミュニケーションは密にとっています。
1杯目を飲んでいる間に会話をしてお好みをヒアリングしながら、2杯目を案内しています。
カウンター越しに臨機応変に、お客様ごとに接客も変えてやっています。

クラフトビールパスポート会員に関して言えば、今まではタップ・マルシェのビールは同じ種類のものを仕入れることが多かったのですが、せっかくサブスクに入られたお客様がいるので色々試していただきたいということで、今までに仕入れたことのない種類も含め、現在仕入れ可能なタップマルシェ全種類29種類を入れていく予定です。
更に、スタンプカードを作って、29種類制覇出来たらお楽しみトモミック・オリジナル・グッズをプレゼントがもらえるという取り組みも行っています。

――会員様には、特典の1杯無料のビールだけでなく、お料理や他のドリンクも飲んでいだくためにどのような工夫や販促を行っていますか?

当店では、クラフトビールパスポートの会員様からもチャージ600円(お通し代)をいただいています。
それに加えて、例えばIPAを入れたら、IPAを好きな会員様がいるので、IPAに合うおつまみを作っておいて、ご来店の際に案内したりもしています。

――最後に、これからクラフトビールパスポートに参加する飲食店へアドバイスをお願いします。

タップ・マルシェを導入している飲食店はたくさんありますが、正直まだ「CRAFT BEER PASSPORT」を導入している飲食店は少ないです。
損得や条件はもちろん各飲食店さんごとにあると思いますが、私はクラフトビールカルチャーを盛り上げたいですし、全国のタップ・マルシェ導入店同士交流しあってチャレンジしませんか?成功させませんか?と言いたいです。
会員様はお店の行き来もできるので、加盟店が増えると自分のお店にもプラスになります。

私が国産クラフトビールが好きな理由は、輸入ビールに比べてとても繊細で新鮮な味わいをしているからです。タップ・マルシェというサーバーを開発して、手軽に良い品質のビールを提供できるようにしたキリンビールさんの努力は素晴らしいと思っています。
あとはそのビールを広める販促をどうやるかが重要ですよね。

これから「CRAFT BEER PASSPORT」を導入する飲食店さんには、クラフトビールを伝える情熱を持ってやっていただきたいです。そのためにはスタッフ自身がビールを楽しまないと伝わらないですし、私もお客様に提供する前に必ずテイスティングをしています。
クラフトビールの魅力や作り手のこだわり、各地の個性あるビールを体験してもらい、新しい発見を提供するのにサブスクはぴったりなサービスです。ぜひ一緒にクラフトビールカルチャーを盛り上げていきましょう。

――ありがとうございました!

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