スポーツ×飲食で福島を盛り上げたい。福島ファイヤーボンズ西田社長が語る「ふくしま飲食応援パス」にかける想いとは
こんにちは、広報の川島です。
favyのサービスをご利用いただいていた経緯や導入後の変化をご紹介する「お客様インタビュー」。
今回は、「ふくしま飲食応援パス」を展開中のプロバスケットボールチーム「福島ファイヤーボンズ」の西田社長へお話をお伺いしました。
「ふくしま飲食応援パス」とは
月額980円(税込)を支払い会員になると、福島県の対象飲食店に来店した際にドリンク1杯無料・アイスプレゼント・ラーメンのトッピングを1つサービスなどの特典を受けられるサブスクリプションサービスです。
福島を元気にしたい「福島ファイヤーボンズ」と、飲食店が簡単に潰れない世界を創りたいfavyがタッグを組み、飲食店を軸に福島県全体の活性化を目指す目的で2020年10月よりスタートしました。
会員費の一部は、福島ファイヤーボンズの活動費や会場の整備に使われています。
『ふくしま飲食応援パス』では、参加飲食店の金銭的な負担と、運用面(サブスク会員の問い合わせ対応など)での負担を減らし、福島の飲食店を活気づけたい、という想いから、サブスクツールの月額利用料とサブスク会員の問い合わせ対応などにかかる費用は「福島ファイヤーボンズ」とfavyにて負担いたします。
サブスクの会員売上は、ツールにかかる諸手数料を除いた金額を飲食店と「福島ファイヤーボンズ」で50%ずつの割合でシェアされますので、飲食店にとっては自店舗で会員を獲得することは継続的な固定収入に繋がりますし、さらにはリピーター獲得にも繋がります。
現在、B2リーグ(2部)に所属する福島ファイヤーボンズは、東井日本大震災が起きた後、2013年に創設されたプロバスケットボールクラブです。
2020年4月に、東京で組織コンサルティング事業などを行う株式会社識学がオーナー会社となり、同社の西田創氏が福島ファイヤーボンズの副社長に就任しました。
ふるさと納税を使った資金集めや、シニアサポート業などの地域との取り組みを多く進める中、「ふくしま飲食応援パス」は2020年10月よりスタートし、現在はカフェや居酒屋をはじめ、ラーメン屋や洋菓子店など様々なジャンルの飲食店様が参加しています。
そして2021年5月、社長職に就任された西田社長。
今回のインタビューでは、「ふくしま飲食応援パス」にかける想いやチームとしての今後の展望などを語っていただきました!
ー「ふくしま飲食応援パス」が始まるに至った経緯を教えてください。
福島ファイヤーボンズのミッションの1つである「地域密着クラブとして組織とコミュニティの可能性を最大化し「誇れる福島」として日本を牽引する」ということを叶えるためにスタートさせました。
我々のような地域密着型のプロスポーツチームは、地元の方々に応援していただいて成り立っていると言っても過言ではありません。
そういった意味で、favyさんのエリア特化型のサブスクはプロスポーツチームとの親和性は高いと思ったんです。
我々としても普段支えていただいている地元の方々に恩返しをしながら、そして協力しながら福島県を盛り上げるために「ふくしま飲食応援パス」を始めることにしました。
実はネーミングにもすごくこだわったんです。
「ファイヤーボンズ応援パス」という案も出ていたのですが、「福島県内の飲食店を応援したい」「地域みんなで協力して盛り上げていきたい」という想いで今の名前になりました。
もしかしたらチーム名が入っていたほうがファンの方々にとっては良かったのかもしれませんが…(笑)
単に我々チームを応援していただくだけでなく、厳しい状況の中に置かれている飲食店の方々を応援していきたいという我々の気持ちも込めています。
ー実際に導入してみて、なにか変化はありましたか?
より多くの飲食店様と接点を持つことができました。
もともと地域の飲食店様には、ホームゲームでお弁当やコーヒー、ビールを売ってもらったりするなど、関わりはありました。
しかしスポンサーという契約の関係もあり、どうしてもご依頼する飲食店様が偏ってしまうこともあったんですよね。
「ふくしま飲食応援パス」をスタートさせてからは、数の制限なく、より多くの飲食店様と出会うことが多くなりました。
さらに参加店舗の店長さんが試合を見に来てくれたり、「がんばってください」と直接声をかけていただくことも増えました。
地域に根づくバスケチームを目指す我々としては、この取り組みによって飲食店様との関わりが深くなったことはとても嬉しい効果でしたね。
ー今後、「ふくしま飲食応援パス」をどのように活用していきたいですか?
正直、まだまだ成功しているとは言えない状況です。
一番の原因は、スタートのタイミングで一気に拡散する企画やメディアへの露出が積極的にできなかったことですね。
コロナ禍ということもあり、積極的に「飲食店に行こう!」と呼びかけることは難しくて。
だからこそこの状況が落ち着いたら、参加店舗を増やしていくのはもちろん、メディアへの露出も増やして、この取り組みを知ってくださる方の数を増やしていきたいと考えています。
選手が実際に「ふくしま飲食応援パス」の参加店舗に行ってみるような企画も考えているんです。そうすることで、「選手が来店したお店」として店舗への集客の支援ができたらと思っています。
また、より多くの方に「ふくしま飲食応援パス」をご利用していただくためにも、飲食店のジャンルも広げていくのも今後の目標の1つです。
福島ファイヤーボンズは若い方だけでなく、お子さんをもつ女性のファンの方も多いんです。「福島を盛り上げるために頑張る若者を応援したい」と思ってくれているのかもしれません。
地域の方々、飲食店の方々、そして我々、誰かだけが頑張るのではなくみんなで協力して福島県を盛り上げていけたらと思っています!
その手段の1つとして「ふくしま飲食応援パス」を上手に活用していきたいです。
ーまさに地域に密着した活動ですね。チームとしての今後の展望を教えてください。
「福島県といえば」と聞かれたらすぐに福島ファイヤーボンズが思いつくような、福島県のシンボルとなるプロバスケットボールチームになることです。
そのためにはただバスケを頑張るだけでなく、地域の方々に支えられ、そして私たちも支えていけるような関係性づくりが大切だと思っています。
それを「育ち育てる」というキーワードに落とし込み、全社員に共有しています。
東日本大震災のあとに創設されたこともあり、当初のキーワードは「スポーツで福島を元気に!」というものでした。
そこから約8年間、地元の方々はもちろん県外の方々にも支えられながら今のチームがあります。
これからはその恩を返すという意味で、地域のコミュニティに貢献できる活動を増やしていきたいと考えています。
「育ち育てる」というキーワードを大切に地域の方々と共創しながら、福島県のシンボルチームを目指します!
ー素敵なお話、ありがとうございます。今後favyにご期待いただいていることはありますか?
我々のような地方のプロスポーツチームにとって、地域の飲食店様との取り組みは非常に親和性が高いと思っていますし、とてもポジティブな取り組みだと思います。
「ふくしま飲食応援パス」に限らず、これからも様々なプロスポーツチームと地域の飲食店様との取り組みを続けてほしいと思っています。
スポーツ×飲食の取り組みをもっと広げていきましょう!
ーありがとうございました!
今回は、「ふくしま飲食応援パス」を展開中の福島ファイヤーボンズ西田社長にお話をお伺いしました。
「福島ファイヤーボンズと一緒に福島県の飲食店を応援したい!」
「福島ファイヤーボンズを応援しつつ、福島県内の飲食店をお得に利用したい!」
という方はぜひ「ふくしま飲食応援パス」を利用してみてください。
また、「ふくしま飲食応援パス」に参加してくださる飲食店様も引き続き募集しています。
「福島の飲食業界を盛り上げたい」
「集客アップ、売上アップを目指したい」
という飲食店様は専用フォームからお問い合わせください。