サブスク商品ページのUIアップデートでCVRが「14%」改善した話

こんにちは、favyサブスク事業責任者の久野です。2022年3月24日にfavyサブスクのUIの大幅アップデートを行いました。アップデートから約2週間、アップデートの良い影響が数値として見えてきたのでご報告させていただきます。

結論、

「UIアップデート前後でCVRが「14%」改善しました!!

非常に嬉しい結果です!この結果に到達できたのは、今回のUIアップデートに関わっていただいたfavyサブスクを導入いただいている企業のみなさま、開発チーム、CSチーム、すべての関係者の日々の努力の積み上げであります。

今回のUIアップデートについて、どのような仮設や目標のもとでUIアップデートを行い、どういった結果がでたかを共有させていただきます。

favyサブスクを導入いただく店舗そして企業さまが増えていく中で、サブスクの商品ページについて上記のような仮設を考え始めました。

この考えをもとに、今回のUIアップデートでは、

この3点を意識しながらUI改善を行いました。

UI改善のステップとしては、

  1. 仮設をもとに画面設計(ワイヤーツールを活用)
  2. ワイヤーの状態でウォークスルーを実施&改善ポイントを修正
  3. ウォークスルー後のワイヤーでデザイナーがデザイン作成
  4. デザイン状態でユーザビリティテストを実施&改善ポイントを修正
  5. ユーザビリティテスト後のデザインをもとにエンジニアが開発実装

といったステップで実装を進めました。上記ステップはfavyの標準的な開発ステップで、実装後の使い勝手に不便がないように、実装前段階で念入りにチェックと改善が行われる体制になっています。

具体的に、上記のような改善を行いました。

上記の商品ページトップ以外にも、店舗情報ページ、申込導線など、各種条件分岐も含めると100ページ以上の画面の刷新を行いました。

開発実装時の苦労話としては、サブスクという商品特性上、お客さまの課金ステータス(有効、課金失敗、無効)や商品の販売ステータス(販売中、準備中、停止中、非公開)といった条件分岐が多く存在し、条件別の実装またそのチェックがとても大変でした。

そして、アップデートから約2週間が経過し、アップデート前後10日間の各種数値を確認したところ、CVRや直帰率が改善していることがわかりました!

CVR(コンバージョン率)については、約14%の改善。

直帰率については、約22%の改善。

大幅なUIアップデートということもあり、改悪する可能性も含め不安もありましたが、アップデートしてほんとうに良かったという結果になりました。

favyでは、引き続きより良いサービスを提供するために改善を行っていきます。

引き続きよろしくお願いいたします。

favyでは、一緒に良いチームを作っていけるマーケター、エンジニアの仲間を募集しています。こういった改善に興味のある方、ぜひ気軽にお話させてください。

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