オンラインですべて完結!?名古屋駅で使えるサブスクサービス『名驛DEらーめん楽しみパス』の裏側をプロジェクト担当者に聞いてみた!

こんにちは、広報の川島です。

先日faviconにてご紹介した、名古屋・驛麺通りのラーメン店全7店舗で利用できる『名驛DEらーめん楽しみパス』。月額500円(税込)で来店毎に大盛り無料やトッピング無料などの特典を受けられるサブスクサービスです。

今回は、このプロジェクトを担当した阿久津さんに、プロジェクトの裏側について聞いてみました!

サブスクの導入を検討している商業施設様、飲食企業様、自治体の皆様へ、少しでもお役に立つことができれば嬉しいです。

▼『名驛DEらーめん楽しみパス』お客様へのインタビュー記事はこちら

ーfavyへのお問い合わせが今回の『名驛DEらーめん楽しみパス』のスタートだったとか?

そうなんです。新宿ミロードで展開している『新宿ミロード ドリンクパス』のニュースを見たJR東海(東海旅客鉄道株式会社)の方よりご連絡をいただき、「名古屋・驛麺通り」を運営しているジェイアール東海フードサービス株式会社様に繋いでくださいました。

コロナ禍で気軽に旅行ができない今、旅先での醍醐味である「食事を楽しむ」ことを、日本各地のご当地らーめん店を集結させた「驛麺通り」で実現したい。

そんな想いから、複数の店舗で利用できるサブスクサービスを提供しているfavyに連絡をくれたとのことです。

ー名古屋での横断型サブスクはfavyとしても初めてですよね?実際に、どのようにプロジェクトを進めていったのですか?

コロナ禍ということもあり、基本的には3社でのオンライン会議で進めていきました。

まず始めに私のほうでプロジェクトの目的・ゴールを設定し、共有しました。
次にやることリストを作成し、定期的に進捗の確認ができるように打ち合わせの日程を組みました。
そこからは常に連絡を取り合いながら、次回の打ち合わせまでにそれぞれのやることを着々と進めた、という流れです。

実はプロジェクトがスタートしてからサービスが開始した今でも、一度も直接顔を合わせていないんです(笑)

ーすべてオンライン上で完結したということですね!大変なことはありませんでしたか?

オンライン上で進めていたことに関しては、大変だったことは特にありません。
1つ1つのタスクにきちんと締め切りを設け、3社それぞれが各タスクに対し責任を持って進めることができたからだと思います。

担当の方々の返信スピードが速かったことも、オンライン上でしかやり取りしていないにも関わらずスムーズにプロジェクトを進めることができた一因ですね。

唯一難しかったことは、実際にサービスを提供する7つの店舗様と温度感を合わせることでした。

今回の『名驛DEらーめん楽しみパス』は、「驛麺通りを活性化させたい」というプロジェクトの趣旨からも、驛麺通りに店舗を構える7店舗すべてが参加してくれないと意味がないと思っていました。

しかし、いくら運営側にやる気があっても、実際にサービスを提供するのは店舗側です。
ただでさえコロナ禍で大変な中、新しいサービスを始めるとなるとオペレーションの手間も増えますし、最初は積極的ではない店舗様もいらっしゃいました。

そこで、全店舗の店長様とミーティングをする機会をいただき、プロジェクトの趣旨や店舗様へのメリット、店舗でのオペレーションの仕方などを私から伝えました。

「驛麺通りを活性化させたい」という気持ちは各店舗の店長様も同じだったため、不安点や不明点をすべて取り除くことで、プロジェクトに前向きになってくださいました。

ー運営側の2社様、各店舗の店長様、多くの方と協力しあっているプロジェクトですね!favy社内では、どのように動いていたのですか?

先ほどと同じように、まず始めにやることリストを作成し、いつまでに何が必要なのかを明確にしました。

その後、各部署にそれぞれのタスクを振り分けました。
プレスリリースの作成や配信設定は広報に、申し込みページの作成や裏側の設定はサポートチームに、デザイン関連はデザイナーに。

プレスリリース用にデザイナーの坂上さんに依頼した画像はご担当の方々も気に入ってくださり、そのまま店内POPや施設内のポスターにも使っていただくことになりました。
急ぎの依頼にもすぐに対応していただき、社内のメンバーにも感謝ですね。

favyには、それぞれが得意なこと、好きなことを仕事にする文化があります。
1つのプロジェクトの中の様々な業務を分業して効率良く進めることで、プロジェクト自体のスピード感を速めることができ、お客様への迅速な対応にもつながります。

さらに、個人個人のスキルが高いので、安心して任せられます。

これは「好きを仕事に」「プロフェッショナルであれ」を会社のバリューとしているfavyの強みだと思いますね。

ーfavyメンバーの活躍もあってスタートした『名驛DEらーめん楽しみパス』ですが、課題などはありますか?

このサービスが開始してから約2ヶ月が経ち、多くの方が利用してくれているようです。

一方で、「WEB経由での入会数に比べ、各店舗での入会数が少ない」という課題も見えてきました。
店舗で入会した会員様の会員費の一部はその店舗に還元されるため、店舗様にとっては店内での会員獲得も売上向上において大事なポイントになります。

この課題の原因を見つけ出し、店内での会員数を増やすために必要なことをレクチャーするため、先日サポートチームの榧木が驛麺通りに訪問してきました。

当日は、店内での会員獲得のために必要なことを中心にお話しし、各店舗の店長様の疑問点や不安点を解消する場となったそうです。

サービススタートから2ヶ月で明確な課題を見つけられたこと、そしてサービス提供中でも改善を繰り返すことが可能なこと、これらはすべてを数値で把握できるサブスクサービスだからこそできることです。

店舗でのオペレーションももちろん大事ですが、favyとしてできることは引き続きサポートしていきたいと思っています。

ーそんな阿久津さんの今後の展望を教えてください。

favyはこれまで自治体や商業施設、プロスポーツチームと協同して様々なサブスクサービスを展開してきましたが、一言にサブスクサービスと言っても使えるお店の業態や価格帯はバラバラです。

実は今回の『名驛DEらーめん楽しみパス』のような「ラーメン店のみで利用できるサブスクサービス」の展開も、favyとしては初の試みだったんです。

これからも様々なサブスクサービスに挑戦し、より多くの知見を集めていきたいです。

今favyで展開しているのは飲食店で利用できるサブスクサービスがほとんどですが、いずれは飲食店以外も協力して商業施設や地域全体を活性化できるようなサブスクサービスも広めていくことができたらいいなと考えています。

音楽や動画サービスのように、リアルな店舗でのサブスクも世の中の当たり前になったら嬉しいですね。

ーありがとうございました!

今回は、『名驛DEらーめん楽しみパス』の裏側について、プロジェクトを担当した阿久津さんにお話ししていただきました。

これからも様々な情報を発信予定のfaviconを今後ともよろしくお願いします!

『名驛DEらーめん楽しみパス』のようなサブスクの導入を検討している商業施設様、飲食企業様、自治体の皆様はぜひ一度お問い合わせください。

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