都内4店舗の『29ON』がシェア型レストランで地方進出！初期費用が安いから、初めての土地でも挑戦できた［後編］
favyのサービスをお使いいただいている方へインタビューする「お客様インタビュー」。今回は、前編に引き続き㈱favyが展開するシェア型レストランを利用して地方出店を果たした『29ON』の岩﨑様に、シェア型レストランならではのメリットや今後の展望についてお話を伺いました。
＜前編のダイジェスト＞
創業当初から地方展開を視野に入れて事業を進めていた、完全会員制の焼かない焼肉屋『29ON』。
地方展開をする上でフランチャイズ先を探していたが、良きパートナーと巡り会えず、自社店舗を中心に事業を拡大。
その後、㈱favyが展開するシェア型レストランに魅力を感じ、天文館かごしま横丁内に『29ON 鹿児島』、仙台みらいん横丁内に『29ON 仙台』をオープンさせる。
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＜店舗紹介＞
店名：29ON（ニクオン）
店舗概要：完全会員制の焼かない焼肉屋
店舗：都内4店舗（新宿、池袋、表参道、銀座）のほか、鹿児島と仙台に各1店舗を展開
（2022年11月現在）
ーーシェア型レストランの場合、複数の飲食店と切磋琢磨する形になりますが、その辺はどのように感じていますか？
【岩﨑】 良きライバルであり、良き地域の先輩でもあります。他店のオーナーさんたちは、我々と違い地域の情報に詳しいので、「ここは、夜寝るのが早いから◯時以降はあんまりお客さんが来ないよ」とか、「この地域は日本酒よりもワインを飲む人が多いから、もっとワインのことをアピールしたほうがいいよ」とアドバイスをいただくこともあります。
ーーテナント同士の良い関係も築けているんですね。改めてお伺いしたいのですが、favyが展開するシェア型レストランのメリット、デメリットは、どのように感じていますか。
【岩﨑】 メリットは、我々が入居したシェア型レストランの注目度が高いので、ゼロからお客様を集めなくてもいいこと。また、最初（前編）でもお話した通り、出店コストが低いので事業を始めやすいスキームだいうことです。
デメリットは、シェアキッチンという枠組みがあるため、自分たちの好きなように全てをカスタマイズ（ブランディング）できないこと。また、建物で使用した光熱費などはテナント全体で按分するので、使いすぎないようにお互いに気を付けたりしたりもしています。
ですが、これらのメリット、デメリットを天秤にかけても、知らない土地でのスタートダッシュを低コストで実現できるのは、すごく魅力的だと思います。大手チェーン店のように大型商業施設に出店するという方法もありますが、それだと莫大な費用がかかるので、そこまでコストをかけたくないという人は、favyのシェア型レストランにトライしてもらえればと思います。
ーーそれでは、『29ON』として今後どのようなブランド展開を考えているか教えてください。
【岩﨑】 地方展開は、今後も積極的にしていきたいと思っています。いまトライしている仙台や鹿児島もそうですが、地域の人との関係性を構築してお店のファンがもっと増えたら、シェア型レストランを卒業して、単独で店舗を持ちたいと思っています。
これからもシェア型レストランを上手に使いながら、全国に『29ON』のファンを増やし、各県に1店舗以上『29ON』があるという状態にしたいと思います。
ーー最後に、『29ON』と同じように地方展開を考えている飲食店のみなさまにアドバイスがあればお願いします。
【岩﨑】 地方出店したいけど、何から手を付ければいいかわからないという人は、favyのシェア型レストランにトライしてみるといいと思います。
お店を立ち上げる時は、スタートダッシュが重要ですが、favyの場合はプロのマーケターが認知獲得を手伝ってくれる。また、地元のテレビ局とお店を繋いでくれることもあります。
開業時はやることも多く、プロモーションの重要性は理解していても手が回らない、ということはよくあるので、プロモーションをサポートしてもらえるのはとても助かります。
favyの力を借りて認知を取り、お客様との接点を作って、いずれは自分のお店を開業する（シェア型レストランを卒業する）というのは、低リスクで高メリットな話だと思うので、自分のお店を持ちたい人や既にお持ちのお店で地方展開を考えている人は、ぜひ試してみてもらいたいと思います。
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