梅田駅から徒歩約7分の『グラングリーン大阪 北館』の「JAM BASE」に、favyはハンドドリップコーヒー専門店『coffee mafiaうめきた』を出店しています。
2025年3月21日〜4月6日まで、『グラングリーン大阪 南館』のオープンを記念するイベントが、施設中央の「うめきた公園」で開催され、『coffee mafiaうめきた』もこのイベントに出店しました。
イベント出店は、新たなお客様との接点を得るチャンスである一方、通常営業との両立には、スタッフの配置や在庫の管理などの綿密な準備がかかせません。
そこで活躍したのが、社内で蓄積していた販売データと分析ツールの活用です。 『coffee mafiaうめきた』は、どのようなデータを活用してイベント出店と通常営業を両立させたのか、飲食DXの事例をご紹介します。
イベントではハンドドリップコーヒー2種を提供
2025年3月21日〜4月6日の土日限定で、グラングリーン大阪に出店する5つのカフェが出店する「Things to do at GRAND GREEN OSAKA 〜私の一杯を見つける。〜」が開催されました。
『coffee mafiaうめきた』は看板メニューであるハンドドリップコーヒー2種類を販売しました。
ハンドドリップ専門店ならではのイベント出店の課題とは？
『coffee mafia』は、ハンドドリップコーヒーを早く手頃な価格で提供するのが魅力のブランド。 イベント出店と通常営業どちらのお客様も待たせないような人員配置の工夫も、賞味期限内に豆を消費するための発注な量の発注も必要です。
その準備に役に立ったのが、店舗の売上分析ツールです。
店舗のデータを集約したダッシュボードを見て、データに基づいたオペレーション設計を実施
favyの直営飲食店では、favyの提供する店舗向けDXツールを活用しています。 社内では、DXツールから得られる時間帯や日別の売上・来客数などのデータをまとめて見られて売上予測もできる「ダッシュボード」も作成し、日々の営業に役立ています。
今回のイベント出店では、以下のデータを参考に準備を進めました：
- 過去のイベント時の売上実績
- サブスク会員数
- 通常の土日営業における時間帯別売上
- 商品別売上
これらをもとに、イベント期間中も通常営業とほぼ同じスタッフ数で対応できる体制を構築し、効率的な運営を実現しました。
また、翌月の5月も同様に、データを元にした在庫とシフトの管理で、無事にポップアップ出店をすることができました。
データだけでなく、お客様の声も大切にしています
データ分析に加え、現場でのお客様の反応も大切にしています。 通常営業時は「しっかり」味のコーヒーが人気ですが、イベントでは飲み比べを楽しむお客様が多く、2種類の売上に大きな差はありませんでした。
実際に「あっさり」をご注文いただいたお客様へのヒアリングから、通常営業での提案の仕方にも改善点が見つかりました。
また、イベントはブランドを知らない方にサブスクの魅力を伝える絶好の機会にもなりました。多くのプレゼンテーションを通して、より伝わりやすい説明の仕方を模索できたのも収穫のひとつです。
現場の声を取り入れながらfavyの店舗向けDXツールの改善を進めています
データに基づいた店舗運営をしやすい環境を整えるため、ダッシュボードをはじめとして「favyサブスク」や「favyモバイルオーダー」などの店舗向けDXツールをアップデートしています。
データ活用に不慣れな方でも直感的に使える設計を目指し、店舗の運営効率化・収益改善につながる環境づくりを進めています。
favyのシステム導入に興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
サブスク型コーヒー店『coffee mafia』について
『coffee mafia』は、「新しいコーヒーカルチャーをもっと身近に」をコンセプトに、豆・焙煎・抽出にこだわったハンドドリップコーヒーを提供するカフェです。
サブスク会員になると、月5回・20回・来店ごとに1杯など、プランに応じてコーヒーなど対象ドリンクをお得に提供しています。
【『coffee mafia うめきた』店舗情報】
住所：大阪府大阪市北区大深町6-38 グラングリーン大阪 北館 JAM BASE 1階 re:Dine 大阪 内
営業時間：平日：8:00〜17:00 / 土・日・祝：10:00〜17:00 ※サブスク受け取り22:00まで
定休日：なし
店舗公式サイト：https://umekita.coffeemafia.jp/
