販売実績公開!「100円生ビール」は結局飲食店に集客効果をもたらすのか
弊社が運営する、定額制コーヒースタンド『coffee mafia』では、今夏7月18日より「100円生ビール」のテスト販売を行いました。
某大手コンビニで販売が中止になった翌日というスピード販売と、手軽に1杯を楽しむ「ちょい飲み」ニーズも相まって、連日多くのお客様にご利用いただき、7月26日からは「100円ハイボール」の提供も開始しました。
日経MJなどのメディアにもご紹介いただき、話題となった「100円生ビール/ハイボール」、最終的に9月いっぱいまで販売し、2か月弱におよぶニーズ調査を行いました。
はたして飲食店にどれほどの集客効果をもたらしたのか、市場調査を兼ねテスト販売した結果を公開します。
■結局いちばん売れたのはLサイズ。開催期間は1か月が妥当
キャンペーン期間中のサイズごとの販売数については、前回の速報レポと同じく、生ビール、ハイボールともにLサイズ(280円)>Sサイズ(100円)>Mサイズ(190円)という結果になりました。
価格差が180円しかない3サイズ展開としたことで、視覚的にもお得なLサイズを多くご購入いただきましたが、ご帰宅前のちょい飲みで利用される方も少なくなく、特に飯田橋店では、近隣大学のお客様も増えたことがSサイズの販売に繋がりました。
結果的に、100円という分かりやすい金額の目玉商品を打ち出したことがお客様のご来店のきっかけとなり、販売開始後1か月の客数・売上増に大きく寄与するキャンペーンとなりました。しかし、2か月目以降は「100円生ビール/ハイボール」を主目的としたご来店は減り、当該商品自体の販売数はゆるやかに減少していく結果となったため、本類似キャンペーンの開催期間は、商品自体のコストを鑑みても、1か月以内の短期間での開催が効果的と結論付けられました。
■「100円ハイボール」はキャンペーンの「マンネリ化」の抑止力に
■根強いビール人気、「生ビール」なことも好反応に
また当初の想定どおり、「最初はビールで、途中からハイボールに切り替える」というお客様も少なくなく、「100円ビール」のみでも集客効果は充分見込めますが、「100円ハイボール」もご提供することで、店内でフードメニューとともにお楽しみいただくきっかけとなりました。
■キャンペーン効果は、店舗立地に左右される
逆に飯田橋にある店舗は、アクセスもよく飲食店自体が多い場所柄、本キャンペーンを目的としてご来店いただいても、お店のリピーター獲得には繋がりにくいとことが分かりました。
■その他のテスト販売実績データと今後について
今回のテスト販売の調査データは、上記以外にも売上動向やお客様回転率が判明したほか、どの期間での開催が効果的なのかの予測も立てることができました。
現在は、本キャンペーンの結果を踏まえて、お客様に100円でお楽しみいただける新メニュー「100円ローストビーフ」を10月いっぱいの期間限定で販売中です。
今後もテスト販売で得られた成果はfavyが運営する店舗やコンサルティング店舗での、顧客満足度向上のために活用・還元してまいります。
【店舗詳細情報】
現在2店舗で月額制コーヒー法人会員を募集中です
▼coffee mafia西新宿店
所在地:東京都新宿区西新宿6-12-16 天空MURA 2F
営業時間:平日 08:00〜23:00(土日祝定休)
電話番号:050-3033-8259
▼coffee mafia飯田橋店
所在地:東京都千代田区富士見2-12-13 1F
営業時間:平日8:00〜18:00、土曜日12:00~18:00(日祝定休)
電話番号:070-1356-9092
【会社概要】
会社名:株式会社favy
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-16-6 新宿タツミビル 7F
事業内容:飲食市場に特化したマーケティング支援および飲食店運営