favyのサービスをお使いいただいている方へインタビューする「お客様インタビュー」。今回は、サブスクリプション型コーヒーショップ『coffee mafia』の大川原隆成さま、伊藤唯さまにお話を伺いしました。
<店舗概要>
店名:coffee mafia 有明
店舗概要:サブスクリプション型コーヒーショップ
『favyサブスク』に付帯している各機能を利用し、サブスク会員の獲得、お客様満足度の向上につなげている。
『coffee mafia』は、2016年10月より「favyサブスク」を導入。2022年8月の『coffee mafia 有明』オープン時にfavyサブスク付帯の「リミテッド機能」を利用。
無料の「サブスクお試しプラン」を作成することで、お客様にサブスクの手軽さや魅力に触れてもらい、有料会員の獲得にも成功しています。
サブスク導入で1日の利用数が読めるように。食材ロスの軽減にもつながった
――favyサブスクを利用して6年半が経つと聞きました。サブスクを利用して良かった、便利だと感じることは何ですか?
【大川原】 サブスク会員のお客様は定期的に来店されるので、コミュニケーションが取りやすいと思います。
サブスクのプランにもよりますが、会員数と利用頻度が分かると1日の提供数が読めるので、食材ロスの削減にも繋がります。そういう意味では、とても助かっています。
――店舗では、サブスク会員獲得のためにどのような事をやっているのでしょうか?
【大川原】 チラシの配布や店内POPの掲示、口頭での案内なども行っています。あとは、SNSにも力を入れているので、そこでも積極的に発信するようにしています。
リミテッド機能の導入で、サブスク「申込みの壁」を取り払う
<リミテッド機能とは>
期間限定の無料サブスクプランを作成できる機能のこと
――リミテッド機能を利用しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
【大川原】 サブスクの申し込みには、会費と利用回数(どのくらい使うかわからないという不安)がネックになる「申し込みの壁」があると思っています。その不安を「リミテッド機能」を使うことで払拭したいと思いました。
――実際に利用してみてどうでしたか?
【大川原】 リミテッド機能の場合、お客様の会費(利用料)は無料ですが「会員登録」が必要となるため、お住まいの地域など、店舗周辺で生活する方の情報を得ることができます。
また、登録時にメールアドレスをご記入いただくため、メルマガを希望されたお客様に対しては、試作品やイベントの情報などをご案内しています。
そうすることで、店舗の認知度や来店率も変わるので、利用して良かったなと思います。
無料プランでお客様にサブスクの疑似体験をしてもらう
――リミテッド機能のプラン作りで心掛けたのは、どのような部分でしょうか。
【伊藤】 お客様に「疑似的に会員体験をしてもらう」ことを大切にしています。
「無料の利用券」を渡して終わりではなく、サブスク画面から「申込ボタン」を押すまでの一連の流れを体験していただくように心がけました。
お客様に会員体験をしてもらうことで「サブスクの利用って、こんなに簡単なんだ」と感じてもらう。そういう体験や導線づくりが大事だと思います。
――リミテッド機能の告知は、どのような形で行ったのですか?
【大川原】 『coffe emafia 有明』がオープンしたときには、無料チケットの案内チラシを周辺ビルに投函したほか、オープン直前にはチラシの手配りもやりました。
――『coffe emafia 有明』のオープン時には、どのくらいの人がリミテッド機能を利用してくれたのでしょう?
【伊藤】 オープン前とオープン後で異なるプランを提供したのですが、オープン前(7月)が337名、オープン後(8月)は226名と合計563名に利用いただきました。
両期間のコーヒー提供数は2,747杯。一人4.8杯ご利用いただいたことになります。
――予想に対して、この数字は多かったですか、少なかったですか?
【伊藤】 ほぼ予想通りでした。オープン後のプランで「200名の利用(登録)」という目標を掲げていたので、その目標を達成できて良かったです。
メールでサブスク非会員にも情報拡散
――リミテッド機能を使って良かったと思うのは、どんなところですか?
【伊藤】 先ほど大川原も話していましたが、非会員の方にメールで情報を届けられるのが大きいと思います。メールを見たお客様から、口コミが広がって来店するという流れを作ることができました。
これは、地域的な特性もあるかもしれませんが、近隣住民の方の口コミは重要だと感じています。
――今後、どのようにリミテッド機能を使おうと思っていますか?
【大川原】 有明店に関しては「縁日イベントの参加券」としてリミテッド機能を使いたいと思っています。フリーで来店された方もイベントには参加できますが、参加券をお持ちの場合は「特典プレゼント」というような形で差別化できればと思っています。
個人的には、お店の認知度がまだ低いと感じているので、リミテッド機能を有効に使いながら認知度や来店の向上に繋げられればと思っています。
また、地域に根づいた活動をする上でも、お客様の情報が分かるというのは、イベントの企画やメニュー開発を考える上でも参考になると思います。
リミテッド機能は、アイデア次第で活用の幅が広がる
――最後に『favyサブスク』や「リミテッド機能」を検討している企業様にアドバイスをお願いします。
【伊藤】 新規を顧客を取り込むためには、とても良いツールだと思います。お店の「◯周年イベント」など、突発的なイベントなどにも使えそうなので、アイデア次第でいろんなことができる仕組みだと思っています。
個人的にシステム開発の方にお願いしたいのは、リミテッド機能の設定に汎用性があるといいなと思っています。
我々が今回設定したのは、「〇日間、毎日コーヒー1杯無料」というものでしたが、これが「〇月〇日~〇月〇日までの期間中、1回サービスを利用可能」という形になると、コスト的にもすごく助かるなと。
結果として、「毎日コーヒーを取りに来る」という習慣の付いた人が、そのまま有料会員になってくださっているので、これはこれで成功なのですが、他の選択肢もあると嬉しいです。
――ありがとうございました。
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