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「FDE型」の『favy 個社カスタム開発サービス』の提供を開始しました。

2026/08/12 プレスリリース 開発ブログ

近年、海外の先進的なSaaS企業を中心に「FDE(Forward Deployed Engineer)」という開発モデルが広がっています。favyも「FDE型」の『favy 個社カスタム開発サービス』の提供を開始しました。
本記事では、FDEとは何かを解説。その後、favyが2026年8月より提供を開始した『favy 個社カスタム開発サービス』についてご紹介します。

1. FDE(Forward Deployed Engineer)とは?客先常駐やSIerと何が違うのか

FDEとは、「Forward Deployed Engineer(フォワード・デプロイド・エンジニア)」の略称です。日本語に直訳すると、「現場の前線に配置されるエンジニア」と表現できます。

元々は、米国の著名なデータ解析企業であるPalantir Technologies(パランティア・テクノロジーズ)などが確立した開発アプローチです。一般的なSaaS企業が「プロダクトを作って売る(あとは顧客側で使ってもらう)」のに対し、FDEはエンジニア自らが顧客の現場(前線)に入り込み、自社のコアプロダクトを顧客の独自課題に合わせてカスタマイズし、成果が出るまで伴走するのが最大の特徴です。近年は生成AIの普及にともない日本国内でも注目が高まっています。

FDEと客先常駐(SES)の違い

「エンジニアが顧客の現場に行く」と聞くと、日本のIT業界で一般的なSES(客先常駐)や受託型のシステム開発をイメージする方が多いかもしれません。しかし、両者は似て非なるものです。その最大の違いは、「誰が課題を定義し、何を使って解決するか」にあります。

比較項目客先常駐(SES・受託型SI)FDE
ミッション仕様書通りのシステムを納品すること顧客のビジネス課題を解決し、成果を出すこと
立ち位置顧客の指示(または発注内容)で動く顧客と同等に議論するパートナー
ベースとなるシステムゼロからのスクラッチ開発、または他社ツール自社が保有するコアプロダクト(SaaS)
要件定義の主体顧客が定義したものをエンジニアが受け取るエンジニアが現場で観察し、自ら課題を発見・定義する

SESは基本的に「言われたものを、言われた通りに作る」ことが求められます。一方、FDEは「要件定義書」を待ちません。自ら厨房や店舗などの現場に立ち、ユーザーの動線を観察し、顧客企業と対話の中から「本当に必要な機能」を見つけ出し、その場で自社システムを適合させていくプロアクティブ(主体的)なアプローチをとります。

現場で発見した顧客固有の課題を解決するための機能を作り、汎用的なものがあれば自社の標準プロダクト(SaaS全体)へと還元していく。この「現場のカスタマイズ」と「自社プロダクトの進化」の強力なフィードバックループこそが、本質的なFDEのアプローチ方法とその魅力です。

2. favyにおけるFDE型のサービス『favy 個社カスタム開発サービス』とは?

『favy 個社カスタム開発サービス』は、このFDEの考え方を飲食・商業施設の領域に本格的に取り入れたサービスです。飲食向けモバイルオーダーSaaSにおいては、国内初※の取り組みとなります。

本サービスでは、favyのエンジニアやプロジェクトマネージャーが、導入企業の現場(店舗・本部)に直接入り込み、実際の業務を観察・ヒアリングし、各社に合わせた専用の機能を追加開発します。現場での対話を通じて、機能の開発から実装・検証までを、最短2週間のサイクルで進めます。

※国内初:自社調べ(2026年8月時点、飲食向けモバイルオーダーSaaSにおいて)。

■ これまでの開発事例

  • アナリティクス画面のAI・カスタマイズ: 企業独自の切り口(商品・時間帯・拠点別など)で分析できる専用画面を構築。さらに、現場のデータから生成AIが直接改善案を提示する機能を実装し、現場での手作業の分析を不要にしました。
  • 顧客向けUI・管理機能のカスタマイズ: favyの会員データベースと連携し、ステータスに応じた専用ページを自動生成。専用CMSも提供し、自社内で簡単に更新できる体制を構築しました。

『favy 個社カスタム開発サービス』の特徴

  • 標準SaaSとフルスクラッチの「あいだ」を埋める
    「標準機能では独自の業務フローに合わない」「かといってフルスクラッチ(数千万円・年単位)は重すぎる」。本サービスは既存のSaaSを土台にするため、このジレンマを解消し、必要な機能だけを素早く・リーズナブルに追加できます。
  • 現場主導の「当事者」開発
    favyは自社で飲食事業を運営しているため、現場のニーズや悩みを共感・理解しやすいと考えています。机上の空論ではなく、現場のスタッフが本当に使いやすく、意思決定を速められるシステムを共に作り上げます。
  • 開発成果がプラットフォーム全体を進化させる
    個社向けに開発した機能のうち汎用性の高いものは、favy SaaSの標準機能として順次還元します。これにより、利用企業全体でシステムの価値が高まり続ける「エコシステム」を実現しています。

こんな企業様におすすめです

  • 飲食チェーン企業様:複数ブランド・複数業態におけるオペレーションの最適化
  • 商業施設・ディベロッパー様:フードホールやフードコートの顧客体験の向上
  • 新規事業開発のご担当者様:サブスクリプションや会員制モデルの本格的な事業化
  • システムご担当者様:基幹システムや自社会員基盤とモバイルオーダーのシームレスな統合

3. お問い合わせ

提供開始日:2026年8月

料金:初期開発費(要件により個別見積)+ 月額運用費

対象企業様: 「favyモバイルオーダー」および「favyサブスク」などfavyのSaaSをすでにご利用中、または新規導入をご検討中の企業様

お申し込み・ご相談: 下記お問い合わせフォームより承っております。

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