favyで広告運用を担当している加藤です。
弊社、広告運用チームはDatabeatというマーケティングデータ分析システムを導入しました。
Databeatを導入したことにより、大幅な業務改善を実現することができました。
今回は導入に至った経緯や、具体的な業務改善事例をご紹介します。
【Databeatはどんなツール?】
Databeatというマーケティングデータ分析システムです。
https://www.data-be.at/explore/
【なぜDatabeatを使っているの?】
前提として、弊社は自社広告運用も広告運用代理店業務も行っており、Google、yahoo、Facebook、Twitter、LINEなど媒体が多岐にわたります。そこで以下の3点の課題が出てきました。
・それぞれの広告管理画面を行き来してのチェックが大変。各自チェックを怠らないようにとはいえ、案件担当社員全員に広告管理画面の権限を付与していくのは難しい。
・社員全員が広告数値に対して意識できるようにダッシュボード表示がしたい
・クライアントに運用結果を共有するためのレポート作成に時間がかかる
これらの課題を解決するためにDatabeatの導入に至りました。
【Databeatの何が便利か】
・API等により各種広告媒体からのデータ抽出・更新・集計・可視化の自動化
・広告レポートの自動作成と自動送信
・データ出力が様々なフォーマット(BIツール・Googleスプレッドシート、Excelなど)で柔軟に出力できる。
・Databeat Exploreでは取得したデータは全てGoogle Cloud PlatformのBigQueryに取り込まれるのでGoogleのシステムとつなぎやすい。
【Databeatを導入してどうなった?】
- 広告レポートの自動作成が可能なので月初のレポート作りにかかる時間を大幅に削減することができました。自動作成、さらに自動送信も可能なので今まで60分以上かかっていた業務が0分になりました。
- データ出力先はGoogleスプレッドシートへも自動出力可能なので、他部署との日別数値の共有がしやすいです。
- BigQueryに取り込めるので、Looker Studioのデータソースとして使え、ダッシュボード化が簡単です。
【Databeatの料金プラン】
大きく2プランあります(2023年7月時点)。
広告アカウント数による従量課金プラン→広告アカウント数×300円
広告費による従量課金プラン→広告費×0.3%
【Databeatの操作難易度】
導入直後は設定の構造がわかりにくいとも感じることもありました。
しかしオンラインでの導入サポートや、設定件数をこなしていくうちに覚えられる範囲なので現在は気にならずに操作しています。
マーケティングデータ分析システム「Databeat」をご紹介しました
ツールをうまく使うことでより分析や考察、戦略を考える時間を増やすことができ、結果的に販売促進へとつながっていくと考えています。
新しいツールを使いこなすのには習得に多少時間が必要ですが、習得すると業務改善につながり生産性の向上につながります。気持ちの面では新しいツールに対する抵抗感がなくなり仕事のモチベーションアップにも影響がある、とも感じています。